プロジェクションマッピング
※こちらのワークショップは終了しました。
できたぞ佐賀にマッピング!
内容:Flashというソフトを使って動画を作って、佐賀の特産物や観光名所の模型に投影し、プロジェクションマッピングを体験します。
講師:中村隆敏
講師コメント:
プロジェクションマッピングは楽しいですね。不思議な感じがしますが仕組みがわかればあとはアイデア次第。アニメ-ションをつくってその映像を立体物に投影してみましょう。ぜひ、映像表現の面白さを体験してみてください!
佐賀大学文化教育学部教授。専門は教育工学、メディア表現。デジタルコンテンツ及びコンテンツ教育プロデューサー。
メディア芸術の普及や市民映画制作、アートイベントの企画など多数。
日時:11月29日(土)13:00~17:00(受付開始12:30~)
会場:国立大学法人佐賀大学(佐賀県佐賀市本庄町1)
対象年齢:10~18歳(小学4~高校3年生相当)
定員:20名
持ち物:筆記用具
ワークショップレポート
ワークショップ前のチェックの様子。
今回は中村先生が事前に作成してくださった発泡スチロールのオブジェに投影します。
写真は有田焼のツボをイメージしたオブジェ。
奥には吉野ヶ里の物見やぐらが見えます。その他バルーンや曳山などをイメージしたオブジェ等4種類のオブジェをご用意いただきました。
まずはタブレットPCを使用して、投影するアニメを作ります。
今回使用したのは、ipadとアニメーション作成ソフト「Animation Desk」(Kdan Mobile Software LTD)です。
オブジェをかたどったアニメーション製作用のテンプレート(定型書式)をあらかじめ用意しました。
写真のタブレットPCにうつっているのは、バルーンのオブジェをかたどったテンプレートです。
まずはアニメーション作成ソフト「Animation Desk」の使い方説明。
発泡スチロールで作られた佐賀を代表するモチーフ(写真は吉野ヶ里遺跡の物見やぐらのオブジェ)に投影するために・・・
やぐらの面ごとに違う色を塗ったり絵を描いたりしてみます。
さっそくタブレットに指でどんどん描いていきます。
みんな夢中で絵を描いています。
打合せをしながら念入りに作る親子。
お父さんもすっかり真剣です。
この段階の微調整できれいに投影できるか決まるため、真剣に調整する中村先生
映像ができあがったら別室でプロジェクションマッピングに挑戦します。
タブレットに入ったアニメーションのデータをパソコンに取り込みます。
使用するプロジェクションマッピング用ソフトは「MadMapper」です。
さあ、いよいよプロジェクションマッピングです。
プロジェクションマッピング用ソフトを使用してデータとオブジェがきれいに重なるように調整します。
特に背景に絵が映らないように注意しながら調整しました。
なお、パソコンとつないだプロジェクターは会議等でも使用する一般的なプロジェクター(EPSON EH-TW410)です。
映りました!
プロジェクションマッピングの様子をタブレットで撮影します。
子ども監督による、出来上がったムービーのチェックです。
監督!OKですか?
撮影したプロジェクションマッピング作品をYoutubeに公開してみんなで鑑賞会をしました。おつかれさまでした。
参加者の声
よかったところ
- プロジェクションマッピング、初めて体験して大変おもしろかった。
- プロジェクションマッピングのつくり方がわかった。
- おもしろかった。
- けっこう時間がかかり大変だったが、できあがった時の達成感があった。
- 楽しかった。思っていたより簡単に作れてよかったです。
今回使用した機材は以下の通りです。
・タブレットPC(ipad)
・プロジェクター
・アニメーション作成
「Animation Desk」(Kdan Mobile Software LTD)
・プロジェクションマッピング用ソフト
「MadMapper」