Web業界の第一線を行くクリエイターのゲストと、参加者との議論の場として開催しているweb creators conference。第21回目となる今回のコンファレンスは、「企画面、デザイン面の両面から考える『良いサイト』のつくり方」をテーマとしてお送りいたします。

企画が練り込まれていない美しいだけのサイトはただの作品でしかなく、クライアントの価値を上げるどころか評判を下げることにもなりかねません。しかし、企画がしっかりしたプロジェクトでも、デザインにきちんと落とし込むことができていなければユーザーの興味を惹くことは難しく、失敗サイトとなってしまいます。今回は、企画面、デザイン面の両方から、「良いサイト」とは何か、それをつくるには何を考えるべきなのかということをゲストと一緒に議論しながら考えていきたいと思っています。


・企画を具現化したデザインづくりを行うために必要なこと
良いデザインのサイトとは、けっしてビジュアル的に美しいだけのサイトのことではありません。もちろんビジュアルデザインがよいにこしたことはありませんが、メディアとして、またはツールとしてしっかり機能していることを前提として、総合的に質の高いデザインが実現されていることが望ましです。そんな質の高いデザインづくりを行うために必要なポイントについて議論していきます。

・クライアントの要件にキッチリ応えて、さらにクリエイティブな提案を行うには クライアントが出す要件は最低限のハードルであって、より新しくて斬新な提案、より効果的にビジネスに貢献する提案を期待しているのが常です。クライアントが出す要件をどう解釈して、どうオリジナリティを加味していくかについて話し合っていきます。

・良いWebサイトは企画とデザインのバランスがとれていなければならない

企画とデザインのバランスが取るためにはプロジェクト設計が重要になります。企画段階からデザイナーも参加し、徹底してヒアリングやマーケティングを行い、ユーザーのニーズをしっかりくみ取り企画を立て、デザインに落とし込んでいくといった一連の作業について、どんなマネージメントが効果的なのかを議論していきます。


コンファレンス終了後にはゲストと参加者、また参加者同士の交流を目的とした懇親会を開催いたします。この懇親会では議論された内容をさらに掘り下げて参加者同士で議論したり、コンファレンス中に聞けなかった、聞きそびれた質問についてゲストに尋ねたりすることができるでしょう。また参加者同士でコミュニケーションを取って人脈を広げたり、ふだんの仕事に関する情報交換を行ったりすることもできます。さらには、新しい仕事を得たい人、仕事の発注先を探している人、一緒に仕事をしてくれる人を探している人には、ビジネスの発展の場として有効に活用していただくことができます。

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