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木村隆さんのワークショップ
クリエイターのためのスケッチ講座 人体編(顔・上半身)
 
 
スケッチは、頭の中のイメージを正確に相手に伝え、共有するために使ったり、デザインのアイデアをまとめるのに使ったり、打ち合わせやプレゼン時に簡単なイラストを添えて説得力を増すために使ったりと、趣味だけでなく仕事でも様々な活用方法があります。
 スケッチ上達のためには日々の練習が欠かせません。しかし、100枚描けば100枚分上達するとよく言われますが、基本を知らないまま、ただ闇雲に練習を繰り返しても思うように上達しないものです。このワークショップで基本となるテクニック、練習方法を学んで、様々な場面でスケッチを活用できるよう身に付けていきましょう。
 スケッチのコツを理解した上で日々自宅で練習していけば、短期間で上手になり、描くこと自体が好きになっていきます。
 いままで、絵を見るのは好きだが描いていなかった方、描くのは好きだったが自信が無くてずっと描いていなかった方に特におすすめです。
 仕事上、仕方がなく描かなければならなくなった方も、スケッチの楽しさを体感して頂く良い機会になると思います。

人体編(顔・上半身)は、様々な局面で描くことが多い人体(上半身)を描く練習を行います。複雑な人体をリアルに描くために、まず、対象をシルエットで捉え、単純化した形状に置き換え、それから骨の形と筋肉の付き方、プロポーション、人体各パーツのバランスといった人体の構造を付加していきます。つまり人体を基本立体図形の集合体として捉え、基本立体図形の角度を変えて組み合わせることによって、様々なポーズを合理的に理解しながら描く練習をします。また、参加者同士で短時間にスケッチし合う練習などを通して人物スケッチの苦手意識を改善していきます。
 
 
 
こんな人物の上半身を描くとします。
目線を確認しながらベースとなる基本図形をベースに下書きします。
基本図形の上から細部を書き起こして完成です。
· タイトル
木村隆さんのワークショップ
クリエイターのためのスケッチ講座 人体編(顔・上半身)
 
· 講師
木村 隆(スケッチピープル代表)
 
· 主催
株式会社クリーク・アンド・リバー社プロフェッショナルエデュケーションセンター
 
· 参加料
7,000円(税込)
 
· 対象
スケッチを仕事で活かしたいがきちんと勉強した経験のない方/描く自信のない方/これから絵を始めたい方
 
· 定員
15名
 
· プロフィール
【きむら・たかし】

1956年愛知県名古屋市生まれ。東京デザイナー学院卒業後、広告代理店、デザイン制作会社を経て96年に独立。主に企業向けの広告宣伝物、Webサイト、CD-ROMコンテンツなどの制作を手がける。デザイン業務の傍ら、原宿アットギャラリー、原宿MOVE、有楽町マリオンでイラストレーションの個展を開く。インターネットの普及とともに、Webの制作も始める。Macintoshを使い始めて10年ほどしたある日、従来の紙とエンピツを使ったスケッチなど、デザイン表現としてのアナログ行為の必要性を改めて痛感。クライアントとの折衝などに手書きのスケッチを使い、クライアントの折衝の時の有効なツールとして利用している。
 
· ひとこと
【講師と一問一答】
Q.スケッチというテーマは、木村さんの実体験からの発想ですね?
A.仕事でコンピュータを使うようになり、その依存度が増すにつれ、発想が硬直化していることに気づきました。「3案作ろう」と思って仕上げたものが、クライアントに対して全部通らなかった事がたびたびあったんです。出来上がった作品が最初に自分が思い描いたイメージとかなり食い違っていたんですね(笑)。これはいけないと思い、モニターの前から離れて手書きでアイデアスケッチをしてみたところ、ほぼイメージどおりの作品に仕上がりました。別件でクライアントとの打ち合わせの時にその場でラフスケッチを描き、お互いに大まかにイメージを共有した後で、後日カンプを提出したところ、さらに通る確率が高くなりました。それ以来ずっと打ち合わせの段階から手書きのスケッチを使うようにしています。

Q.手で描くこの効用は大きいですか?
A.記憶やイメージを正しく再現、具現できるのは手が最もダイレクトな道具だと思います。グラフックソフトなどのコピー&ペーストなどの機能はコラージュ的な構成要素として使うのなら有効なのですが、アイデアを忠実に再現する道具になるというのは幻想だと思います。その違いに気づいてこそ、コンピュータを道具として正しく使えるのだと考えています。

Q.どんな内容にしたいですか?
A.まず、スケッチという行為の楽しさを体験してもらいたいですね。手で描くという行為が素晴らしい表現手段になることを知ってほしいですね。カリキュラムとしては、基礎を大切に、あまり深追いをしないよう心がけるつもりです。とにかく、楽しんでもらえれば上達も早いわけですから。

Q.デザイナー以外の方が参加しても楽しそうですね
A.そうですね、デザイナーに限らずあらゆる職種の方にも有効な手段だと思いますし、十分楽しんでもらえる内容になると思っています。
 
· 関連サイト
 
· 注意事項
開催1週間前に最低開催人数に達しない場合は、延期または中止とさせていただくことがございます。予めご了承下さい。
 
· カリキュラム
【ウォーミングアップ】
・鉛筆の削り方
 カッターを使い、芯を長めに削り、線のタッチにバリエーションを付ける。

・鉛筆の持ち方
 線のタッチや紙の傾きによって持ち方を変える。

・線の引き方
 強い線、弱い線、平行線、垂直線、波線、破線

・基本平面図形を描く
 円、楕円、四角形、平行四辺形、台形、三角形

・基本立体図形を描く
 立方体、四角錐、三角錐、球、円柱、円錐

・陰影のためのグラデーション練習
 ハッチング技法(線の集合で影を表現)

・立体物に陰影をつける
 光の方向、強さと影の関係

・距離感覚の練習
 水平、垂直に引いた線分の中心を目測で求める
 水平線と同じ長さの垂直線を引く


【実際に人体を描く】
・写真や大型液晶ディスプレイに表示した人物(上半身)を描いてみる
・顔を描く(頭蓋骨、目、鼻、口、眉毛、耳の位置を理解する)
・胸、首、腕などを描く(背骨、肋骨、肩の構造を理解する)
・頭や胴体ををシルエットで置き換え、正確な形を把握する
・トレーシングペーパーを使って輪郭線を取り出し、対象を均一な面として理解する。
・自分の手を描いてみる
・参加者同士の上半身などを描きあってみる
・個人の力量や個性に応じて個別にアドバイス
・描いたスケッチの講評

○描くポイント
・頭、胴体の構造を理解する
 最初は人体を球体、円柱、立方体の組み合わせで捉えると描きやすい
 
· 過去の参加者の感想より
・久しぶりに集中した時間を体験できた。木村さんもおっしゃってた事ですが、これを繰り返す事でスケッチも好きになれるでしょうし、少しは上達するかもしれないと感じました。
・感覚ではなく理論的な描き方が学べました。家でも描いてみようとおもいます。
・実技重視の講義なので非常に良かった。
・全く描くことをしてこなかった所からは、まず一歩前進でしょうか。ワークショップは大変勉強になりました。帰ってからも、今日のことを続けてやっみたいと思います。
・大切な理論の基礎をわかりやすく教えていただけてたのしかったです。
・ポイントを押さえて教えていただいたので、限られた時間でもとても有意義でした。
・楽しかったです。基礎中の基礎をやらせてくださったのがとてもよかったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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