高画質なHDV1080i方式を採用し、世界中のクリエイターの注目の的となっているプロ用HDVカムコーダー「HVR-Z1J」。7月にはHDV1080i方式の民生用カムコーダー「HDR-HC1」も発売され、HDVカメラが安価に市場に出始めたことで、個人でも、商業用ハイエンド映像に遜色ない画質のコンテンツが創れるようになりました。そして、一連の編集作業を1つのパッケージアプリケーションで対応できる「Final Cut Studio」。今までは、高額で高性能のPCでしかできなかったポスプロワークが、家庭用のPCでもできるようになりました。このように、現在、撮影、編集に関わる機材やアプリケーションが、個人でも購入可能な価格で発売され始めています。
一連の作業を一人で行うことをも可能にしたこの環境は、業種・職種を越え、クリエイターのイマジネーションをより自由にし、その活動を無限に広げていく可能性を秘めています。
この激変する映像業界で活躍するには、今後、ますます、一連のワークフローを捉えることが重要になってくるでしょう。
今回のセミナーではHDV撮影技法についてと、ノンリニアでのハイビジョン編集を取り上げます。
第1部ではソニーマーケティング株式会社・山本寛太氏を迎えて、プロ用HDVカムコーダー「HVR-Z1J」を例に、ハイビジョンカメラの機能の活用方法を紹介します。高機能カメラをフルに使いこなすことでよりご自身のイメージを具体化することができるでしょう。
また、第2部ではアップルコンピュータ株式会社・エリック ハミルトン氏を迎えて、個人でも購入可能な価格で発売され、ハイビジョンの編集が可能な事例として今年のNABでも注目を集め、日本では6/10に発売になったFinal Cut Studioを例に、最新デジタル編集ワークフローについてお話いただきます 。
多様化する映像業界での現状・技術の最新情報を入手するよい機会ですので、ぜひご参加ください。
また、このような業界の動向を受け、PECではハイビジョン映像作品のコンテストであるHDV Creator’s Contest(
http://www.crv.ne.jp/expression/hdv/index.cfm)を現在開催しております。
皆様のご応募をお待ちしております。