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編集長シリーズVol.5 装苑 編集長 関直子氏モードのうつりかわりと現代の傾向・未来
〜ファッションマガジン「装苑」にかける思い〜
 
 
編集長シリーズVol.5は 、文化出版局「装苑」編集長、関直子氏。
関編集長は、編集歴30年のキャリアを持つベテラン編集長です。
今回のセミナーでは、文化出版局の成長とともにあゆんできた関編集長に、
これまで出会ったデザイナーとのエピソード、今年春に行われた東京コレクションや、関編集長ならではのおしゃれ考察も織り交ぜつつ、装苑のあゆみと、モードのうつりかわりにスポットをあて、ご講演いただきます。

関編集長は装苑誌面で、若いクリエイターへのアプローチとして、流行とファッション、またその時代背景などを、映画などの切り口からわかりやすく解説したり、
光る原石であるクリエイターの卵を発掘し、いち早く紹介する『NEW COMER〜期待のクリエーターたち』を企画するなど、次々に新しいことにチャレンジしています。

どのクリエイターにも通ずる『クリエイトする楽しさ』。
それを今回の編集長シリーズで、関編集長に出会い、再確認できるでしょう。
クリエイティブの根本である、『クリエイトする楽しさ』を見出す機会となれば幸いです。
 
 
 
 
· 感想
 
すごくよかった。同じ編集者としてがんばろうと思った。

ファッションを機軸としていろんな世界が展開され、その世界の豊かさ、ひいては人間って熱くなると本当に素敵なエネルギーが出せるんだなと感激しました。

昔の装苑のカラーコピーなど資料がたくさんあってよかった。

学生にとってクリエイションの現場の人の話を聞かせていただくのはとても勉強になってうれしいです。

素敵なきっかけをありがとうございます。

他方向への話の切口が大変興味深かったです。

現場の雰囲気が伝わって面白かったです。

装苑のファッション探求性の強さは母体が服飾学校ということ以外に、広告クライアントに左右されていないからこそなのだと思いました。

関さんが装苑を創るにあたっての思い入れがよくわかりました。

関さんにもう一回ちゃんと会いたいです。私が会えるようになるようにがんばろうと思いました。

手仕事の重要性を再認識した。

関さんのお仕事ぶりがよくわかりました。プライベートでの生活や好み等も聞いてみたかったです。(あるいはお仕事=プライベート状態なのかな?)

熱い人だと思いました。

めったに話を聞けない人から話を聞けたなと思いました。

初心に戻るようなお話もあって、かえって新鮮でした。


話が面白かった。仕事の仕方や生きていく姿勢のエッセンスが参考になった。
編集長自身の事をもっと聞きたかったです。

関編集長はとても人間的な魅力のある方だと思った。

編集者は足で稼ぐ!ということを痛感しました。

有名メゾンの話など楽しかったが、装苑ならではの話が聞きたかったので、実際の現場やスタッフの話が一番面白かった。

よかった。自分も熱くモノ作りをして行こうと再認識できました。

装苑をつくるにあたりこだわりや情熱を感じました。とても楽しそうと思ってしまいました。10年来愛読しています。これからも毎月楽しみにしています。
 
 
 
 
· レポート
 
〔ファッション誌「装苑」は若きクリエイターの強い味方〕


〔映像や美術も…文化の創造を目指す大志〕
日本で1番最初に作られたファッション雑誌「装苑」。昭和11年の創刊以来、常に時代のリーダーであり続けられたのは、時代にあわせリニューアルをするフットワークの軽さと、
独自の美意識を守り通すこだわりが共存していたからだ。2000年から編集長を務めている関直子氏は、73年に文化出版局に入局以来「ミセス」「ハイファッション」の編集も手掛けてきたファッション雑誌界の重鎮だが、武蔵野美術大学卒だけあって徹底したアート志向の持ち主でもある。雑誌作りを通して、表面的なトレンド情報の発信だけでなく、映像や美術も含めた文化全体の創造を目指す関氏の大志がひしひしと伝わってくるセミナーとなった。


〔期待の若手クリエイターを積極的に紹介〕
当日は関氏自身の華やかな取材体験が次々と話題に昇る贅沢な内容。過去、パリやロンドンなど世界中のファッションショーで繰り広げられてきた鮮烈な世界。高田賢三、三宅一生、山本耀司などトップデザイナーのエピソード。関氏の編集者としての経歴は、そのままファッションの歴史でもある。
具体的な誌面作りも実に個性的。横尾忠則と三島由紀夫が作りあげた1960年代後半の文化を特集する、というのはまさに関編集長だからこそできることなのだろう。さらに現在の「装苑」は新しい才能を発掘していこうという編集方針が確立されている。スタイリストやファッションデザイナーはもちろん、カメラマン、映像作家など広範囲に渡るクリエイターの中から期待の新人を紹介する「NEW COMER」という連載ページにそれがはっきりと反映されているのだ。


〔絶対に仕事の手を抜かない熱さとこだわり〕
「過去や現在のマーケティングを基にした発想のデザインはつまらない」と関氏は言い切る。未来を見据えて新しい価値を創造していこうとする意志、そして絶対に仕事の手を抜かない熱さとこだわりこそが、優れたクリエイターには必要なのだ。女性らしい柔らかな口調ながら、新しい才能を導いて行こうとする関氏自身の熱意がとても感動的だった。

 
 
 
柔らかな口調の中に情熱が感じられた関氏の講演
· タイトル
編集長シリーズVol.5 装苑 編集長 関直子氏モードのうつりかわりと現代の傾向・未来
 
· 講師
関 直子(装苑 編集長)
 
· 日付・時間
7月19日(金)
 
· 参加料
2,000円(税込)
 
· 定員
70名
 
· プロフィール
武蔵野美術大学卒業。1973年、文化出版局に入局。「装苑」編集、「ミセス」副
編集長、「ハイファッション」副編集長を経て、2000年より「装苑」編集長を務める。

装苑 概要   
日本で一番最初につくられたファッションマガジン。装苑は今年で創刊66年目を迎えます。
世の中の流れとともに、装苑もさまざまな形式で出版されてきました。
現在では若者のクリエイトしたい気持ちを応援する、柔軟な発想のファッション誌として多くの若者に支持されています。

文化出版局プロフィール  
文化出版局は、学校法人文化学園(文化女子大学、文化服装学院、文化外国語専門学校)の出版部門を前身として昭和11年、「装苑」を創刊、以降、「ハイファッション」「ミセス」「季刊 「銀花」」「MR.ハイファッション」「ミマン」など数々の雑誌を創刊。現在は月刊、隔月刊、季刊と9誌を揃え、文化とファッション、生活の提案を続けてきた。何よりも読者が美しく装い、より賢く考え、そしてより楽しく生活するために、品格と誠意、鋭敏な時代性をモットーに、質の高い雑誌づくりに取り組んでいる。また、書籍部門では、年間100点の新刊を発行。文化服装学院を背景に確かなノウハウを伝えるソーイングや手芸の本をはじめ、料理、園芸、絵本、文芸書などを刊行。「相田みつお」作品集、五木寛之著「生きるヒント」、「栗原はるみ」の料理書などは、読者の心と暮らしに響き、大ベストセラーとなった。
 
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